経済指標発表

STEP 3 撮影テクニック〜鉄道写真の種類

記録写真、列車写真、形式写真、観賞写真という鉄道写真の種類について書きました。

1.鉄道写真の種類
2.鉄道写真に厳密な区分はありません。
3.4種類に区分される鉄道写真



1.鉄道写真の種類

一口に鉄道写真といっても、車両をきちんと撮った写真、夕日を背に走る列車など…実に様々な写真があります。しかし、鉄道を撮影している人は、それを意識せずに撮っていることがほとんどです。



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2.鉄道写真に厳密な区分はありません。

鉄道写真分類の概念図

鉄道写真分類の概念図

上に鉄道写真分類の概念を表しましたが、まず、覚えておいて欲しいことは、「鉄道写真に厳密な区分はない」ということです。それは、つぎの(1)〜(3)の理由によります。



(1)年月が経つほどに記録的な意味合いが強くなります
列車写真を撮影しても、撮影した本人の自覚(意図や狙い)に関わらず、その撮影からの年月が経つほどに記録的な要素が強くなっていきます。

2の(1)で使った作例写真は、今年(2005年8月)に東海道新幹線の東京駅で撮影したものですが、300系もN700系の登場→量産によって過去の車両になる可能性が大いにあります。

こういう意味で撮影された写真は、年月を経るにつれて、「記録的な要素が強く」なります。



(2)形式写真=記録写真といえます
そして、形式写真について、撮影している人は、ほぼ100%の確率で、「形式写真を撮るということは、イコール車両を記録するということ」を無意識の前提として、撮影していますから、「形式写真=記録写真」と言っても差しつかえありません。



(3)立場や経験によっても違ってきます
また、撮る人、見る人という立場の違いなど、人によっても異なってくるからです。ですから、目安として「このような区分がありますよ」という程度で見てください。

それでは、これらを踏まえた上で、それぞれの写真がどういうものであるか説明していきます。



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3.4種類に区分される鉄道写真

(1)記録写真

新幹線300系と200系 鉄道車両や構造物、施設、駅などで働く人や乗客など鉄道に関わるモノや人を、あるがままの姿で捉えた写真です。

これから紹介する形式写真や列車写真も含まれます。

車両に関して言えば、最近はとくに、113系や115系、ブルートレインなど、これまであたりまえのように、見られた車両、列車が急速に姿を消しており、その点からも、1枚1枚の写真がとても貴重な記録になる可能性が大いにあります。

この作例写真は、東京駅での200系と300系の各新幹線電車の並びですが、あと10年も経てば、貴重な記録写真となります。

また、車両以外では、腕木式信号機、転轍機(てんてつき)、矢羽信号機、古い趣のある駅舎などは、信号の自動化や建て替えにより、消えていますので撮影する機会があれば、記録しておきましょう。

(2)列車写真

183系特急形電車・外房線永田付近 鉄道撮影で、最も撮ることの多い写真であり、基本となる写真です。
走行中の列車を、編成または、正面からとらえます。

列車が、できうる限り自分に接近=ファインダー一杯になってからシャッターを切らないと、撮影現場で感じたような列車のスピード感や迫力とは程遠い、力強さに欠けた写真となり、サマになりません。

くわしくは、列車写真の撮り方をご覧ください。

(3)形式写真

キハ100 車両写真ともいいます。
駅や車両基地など停車している車両をカタログ的に撮影した写真です。

車両以外の建物などが入らないように注意して撮ります。

そして、歪みがなく、細かい部分まで正確に写すことが求められるため、ブローニー判といわれる35ミリより一回りフィルムサイズが大きい中判カメラや、中判カメラよりさらにフィルムサイズが大きい大判カメラなど35ミリより大きいサイズのフィルムを使うカメラで撮ることもあります。

また、車種によっては撮影の時の細かな決まりがあります。

くわしくは、形式写真の撮り方をご覧ください。

(4)観賞写真

西武6000系撮る人の「想い」を込めた写真で、他人にはない発想とそれを表現する技術が必要になってきます。その意味で、観賞写真は、創作写真ともいえます。
上手く撮れると「記憶」にも残ります。

この写真は、朝、逆光が車体の側面にあたる所を撮りました。
何度かチャレンジしてものにできました。この写真のくわしいことはこちらを見てください

また、観賞写真の撮り方もあわせてご覧ください。



以上、4種類に分けましたが、実際には厳密に「これは記録写真」、「これは形式写真」などと区別はしていません。ほとんどの場合、無意識に撮影しています。

どの写真にも、記録的な要素があるからです。
わたしは、観賞写真はそのときの自分の心の記録であると思っています。







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