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STEP 3 鉄道撮影テクニック〜季節を入れよう

鉄道写真に花など季節に応じた風景を入れることについて書きました。

1.花に応じた撮影方法があります
2.「あなた」の場所が見つかれば、、、
3.とにかく撮影しましょう



1.花に応じた撮影方法があります

季節の風物を鉄道写真に入れていくことで、車両だけでは、単調で無機質になりがちな鉄道写真もいきいきとしてきます。

下の写真は、ある春の日に東京都内で場所を移動しながら桜や菜の花を画面に取り込んで撮影しました。


ちなみに、この2枚は、「Spring has come!」というタイトルで鉄道写真館でも取り上げています。

201系(オレンジバーミリオン) 103系(スカイブルー)

左写真は、中央本線 東中野付近。 右写真は、京浜東北線 上野付近で撮影しました。


左右の写真とも、午前中の撮影ですが、右は、順光(光があなたの背後からさしている状態です)。左は逆光(光があなたの正面からさしている状態です)となっています。

(なお、順光、逆光、半逆光については、こちらを見てください)

2枚とも菜の花が写っていますが、逆光の方が際立って見えます。
同じ花なのになぜ、印象が違ってくるのでしょうか。

つぎの2点が考えられます。

(1)背景を走っている列車が、逆光のため影になっていること。
(2)流し撮りをしたので、菜の花が群生のように見えていること。


この2つが、菜の花の印象の差となって表れていると思います。

ですが、注意していただきたいのは、これは、菜の花の場合であり、すべての花に共通するものではないということです。

(普段から、この花は、どうな光線状態がいちばんきれいに見え、そして写るかを研究すると良いと思います)

たとえば、桜は逆光よりも順光のほうが、きれいに写った記憶があります。

そして、バックも青空などシンプルな方が映えます。



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2.「あなた」の場所が見つかれば、、、

「あなた」の場所が見つかれば、「あなただけの季節をあらわした鉄道写真」はできたも同然です。

ここでは、春を題材にしましたが、季節をあらわすものは、あなたもいろいろと思いつくのではないでしょうか。

わたしが、思うままにあげてみると、

春…桜、花見、菜の花、入学シーズンなど。
夏…強烈な太陽(とくに、お昼頃)やオープンカー、入道雲など。
秋…葉がすべて落ちた木、紅葉、柿の木など。
冬…雪や鉛色の空、その下で荒れ狂う海、雪だるま、雪原など。

また、秋冬は、夕焼けもですが、朝焼けもすばらしいです。
寒いですが、一見の価値はあると思います。

このように、四季のそれぞれに季節を表す要素があります。

また、季節に合わせて人々の服装も違いますので、この要素を取り入れても季節を表現するのに役立ちます。

まず、こんな感じで、あなたのあたまの中で、各季節をあらわすのにふさわしいと思うものを考えます。

つぎに、思い浮かべたものを探し出します。
それが、自然現象であれば、その季節まで待ってその現象が起こる確率の高い場所を選びます。

こうした季節が伝わる要素は、あなたがその気になって探せば、いくらでも見つけられると思います(逆に、探そうとしなければ見つけられません)。

見つけたら、3番目として、それをいかにして、鉄道と一緒に一つの画面に収め、身につけた技術を使ってどのように写し撮るかという技術的な問題になります。

「季節が伝わる要素をいかにして見つけ出せるか」
ここが要点であり、あなたの目が試される所です。


そのためには、列車から探すのはもちろんですが、カメラを持っていないときでも、季節をあらわす変化や物事に気をつける必要があるでしょう。

たとえば、左上の写真は、鉄道ファンなら誰でも知っているような超有名撮影地で、春になると近付くのをためらうこともありますが、右上の写真は、「わたしの目」で走行中の電車から偶然、見つけたものです。

あなたの意図に適した場所が見つけられれば、それだけで「あなただけの鉄道写真」が創れたのと同じです。

現場での撮影方法、レンズの選択も大切な要素ですが、それは、あなたの場所選びが、あなたの伝えたいことにかなった適切な場所であることが前提となります。

しつこいですが、まずは場所を見つけることに力を入れてください。

場所についていえば、鉄道雑誌には、よく「撮影地ガイド」というかたちで、写真付きでのっていますが、そういう場所は、「何かある」と黒山の人盛りです。

(断っておきますが、わたしは、「撮影地ガイド」を否定しません。
なぜなら、勉強になることのほうが多いと思うからです。わたし自身、こうしたページや本を読んで場所選びに対する眼を養うことができたと思っていますし、今後もそうします)

そして、「何か」が通り過ぎると誰もいなくなり、それまでの熱狂は何だったのだろうとなります。

ですが、わたしには、そこに行く理由もよくわかります。
「何かがある」時は、たいてい土日祝やゴールデンウェーク、夏休みのような長い休みの時であり、ファンも会社員や学生の方が多いのです。

わたしもかつてはサラリーマンでしたのでわかりますが、普段、仕事などをしていると、じっくりと撮影場所を探す時間もありません。

ましてそれが、土地勘のない場所ならなおさらです。
また、「撮影地ガイド」というのは、プロの方々が足を運んで撮影されていますので、信頼のあける確実な情報でもあるわけです。

「プロの目で選んだのだから、撮影場所としてハズレがない」という安心感です。

時間がないことと、プロに対する信頼感、この2つが結果として雑誌にのっている場所に多くの方が行かれる理由なのだと思います。

わたしも「撮影地ガイド」で紹介されている場所で撮ったこともありますし、これからも撮ることがもあるでしょうが、性格がひねくれているせいか、できるだけ雑誌にのっているような場所は避け、人目?のつかない場所を探して選びます。

こうした場所を探し出したときはうれしいです。その場所を独り占めしたような気がして。

ま、気分はともかく、あなただけの場所を見つければ、それだけで「あなただけの鉄道写真」が出来る可能性は100%といってよいです。

あとは、技術的な問題だけですから。

あなたの眼で季節を見つけ出し、それにふさわしい場所で、あなたの腕とカメラで料理することで、あなただけの季節感あふれる鉄道写真が創れるのです。



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3.とにかく撮影しましょう

2で、「季節をあらわす変化や物事に気をつける必要がある」と書きましたが、それが磨かれていくのはやはり、撮影していく中でということになると思います。

幸いにして、現代はカメラ付き携帯やデジタルカメラという気軽に写真を撮れる道具があるので、「いいなあ」と感じたことがあれば、それが鉄道に関係のないものであっても、撮るようにこころがけましょう。







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