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STEP 3 鉄道撮影テクニック〜流し撮り 基本編

鉄道撮影で流し撮りができるようになれば、天気が良くないときや、明け方や夕方で少し暗く、高速シャッターが切れないときでも、安心です。

ここでは、まず、流し撮りの基本編から紹介します。

1.流し撮りには2つの方法があります
2.風景が流れ、被写体だけが止まって見えます
3.流し撮りは漫然とやっていては失敗します
4.流し撮りのコツ
5.流し撮りの基本的構図の作例



1.流し撮りには2つの方法があります

(1) 撮影者は動かずに、カメラを動かす
一般に「流し撮り」といわれているモノです。

「追い撮り」ともいいます。撮影者は動かずに被写体の動きに合わせてカメラを動かします。
(2) 撮影者も被写体と一緒に動く
これは、撮影者が車などに乗って、被写体と並走しながら撮影するというものです。
まず、線路と道路が平行になっていなければなりません。

また、線路に並走しているなど被写体の動きに合わせられるような道路の状況でなければ難しいと思います。
無論、渋滞の中では、できませんね。

自転車であっても、動きが合うのは、ほんの一瞬で、たいていはすぐに抜かされてしまいます。

こちらの条件が整わないと成功させるのは難しいでしょう。



ですので、以下は、(1)の撮影者は動かずに、カメラを動かす方法を説明していきます。



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2.風景が流れ、被写体だけが止まって見えます

撮影者は動かずに、被写体の動きに合わせてカメラを動かします。
シャッターを開いてる間もずっとカメラを動かしているのですから、被写体以外のもの、たとえば、被写体の前景や背景、静止しているもの、被写体と反対方向に動くものはすべてブレて写ります。

被写体の動きが速く、カメラのシャッタースピードが遅い(=スロー)ほどそのブレは大きくなります。

被写体の静止している状態と被写体以外の周囲のブレ、つまり、静と動が一つの画面に混在して存在することで、見る人にスピード感、躍動感を伝えます。



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3.流し撮りは漫然とやっていては失敗します

被写体をピチッと止め、被写体以外のモノが流れているからこそ動きが伝わるのであって、止めるべき被写体がブレていたのでは流し撮りは失敗です。

では、どうすれば良いのでしょうか。
被写体の動きに漫然と合わせていたのでは成功する確率は低いでしょう。

わたしも、最初はわからず、ただ列車の動きに合わせてカメラを動かしていましたので、36枚全てが全滅ということもよくありました。

カメラの動きと、被写体の動きが一致してこそ流し撮りは成功します。

そして、1枚1枚を撮る時、意識の中に「ここだけは止めたい」という場所があるはずだと考えました。

ヘッドマークや車体ナンバー、人によって様々でしょうが、絶対にはずしたくない場所があるはずです。

それを考えずに漫然とやっていたから失敗を重ねていたのだとわかりました。



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4.流し撮りのコツ

流し撮りのコツは、あなたが被写体の中で「ここだけは止めたい」という所を見つめ続け、ピントを合わせたポイントに来たらシャッターを切り、切った後もそのまま被写体を追い続けるということです。

具体的な手順を説明します。

(1)まず、あなたが何を止めたいのかを自身でハッキリさせておきましょう。
(2)背景も考えて、シャッターを切る場所を決めます。

そこに置きピンでピントを合わせておきます。ピント合わせは列車写真と同じように慎重に行ないます。
背景に関しては、何もないよりも林や家並みなどがあったほうが、スピード感が出せます。
(3)カメラを水平に持っているか確認しましょう。傾いて写っていたらみっともないですよ。
(4)列車が来たら、あなたが決めた「ここだけは止めたいという一点」を見続けてます。
列車の動きとずれないことを心がけてください。
(5)ピントを合わせたポイントに来たらシャッターを切ります。

この時、シャッターはあまり力を入れずに指の腹で押すようにします。指先で押すとブレの原因となります。あくまでも、流れの中で自然にシャッターを切るように。
そして、カメラは一直線に水平に振り切ってしまいましょう。
(6)シャッターを切ってもそこで動きをやめずに出来る限り被写体を追い続けます。

これもとても大事なことです。シャッターを切っても被写体が見えているうちはカメラで追ってください。


以上が流し撮りの手順となります。

置きピンでピントを合わせたポイントでシャッターを切ることは列車写真と同じです。

ただ、「あなたが止めたいと思っている一点」を見続けながら、カメラを動かし、ピントを合わせたポイントでシャッターを切るのですから、列車写真以上に集中してください。

スピードが速くても慌てずに被写体の動きに合わせ、精神を集中して撮影すれば成功すると思います。

そして、何よりも失敗を恐れずにどんどん行うことで手順など意識しなくなり、コツもつかめるでしょう。



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5.流し撮りの基本的構図の作例

サハ204 真横から山手線の205系6ドア車1両入れて撮影しました。

いずれ、この線から撤退するので記録として、車両1両入れた写真を撮っておこうと思いました。
架線柱が車両にかからず、ちょうどよい位置にあります。

183系かいじ 線路をまたぐ陸橋からタテ位置にカメラを構えて正面のヘッドマークにピントと動きを合わせて撮影しました。

ピントは線路に合わせたのでは、ズレてしまいますので、まず、線路に合わせた後に、ピントリングをほんの少し手前にしました。

ほかは、通常の流し撮りと同じで、ピントを合わせたポイントでシャッターを切りました。

シャッタースピードは1/60秒です。








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