経済指標発表

フィルムの基礎知識〜フィルムの種類

フィルムの種類について書きました。


フィルムの種類について

フィルムは大きく分けると、ネガとポジ、白黒とカラーになります。

(1)ネガフィルム

ネガという呼び名は、明暗や濃淡、色が実際とは逆に記録されるところからきています。

語源は、ネガティブ(Negative:否定的)です。これを省略してネガと呼んでいるわけです。

カラーネガフィルムの感光・現像・定着にも書きましたが、ネガフィルムは、現像すると、実際の明暗や濃淡とは反対に記録されています。

カラーの場合には、色がありますが、これも補色として記録されます。

プリントをすることで、撮影した時の被写体の明暗や濃淡、色を再現するのです。

 補色とは?
2色を混ぜ合わせると白色になる関係にある色のことです。

青とイエロー、緑とマゼンタ、赤とシアンのそれぞれの関係をいいます。
色の補正をする時には、それぞれの補色関係にある色のフィルターを用いることで、発色のバランスを整えられます。

また、補色関係にある色同士は見る側に強い印象を与えます。

ちなみに、青、緑、赤は光の3原色といわれ、カラーテレビは、光の3原色を混ぜ合わせることであらゆる光の色を作り出しています。この3色を混ぜ合わせると白色光になります。

黄色、マゼンタ、シアンの3色は、「色材の3原色」、「絵具の3原色」ともいわれます。
この3色の色材を混ぜ合わせることであらゆる色を作り出せます。


 光の3原色とは?
青(B),緑(G)、赤(R)の3色で構成されています。3色を混ぜ合わせると白色光になります。
カラーテレビは、光の3原色を混ぜ合わせてあらゆる光の色を作り出しています。


 色材の3原色とは?
黄色(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の3色で構成され、絵具の3原色ともいわれます。
この3色の色材を混ぜ合わせることであらゆる色を作り出せます。

(2)ポジフィルム(リバーサルフィルム)

ポジという呼び名は、明暗や濃淡、色が実際と同じに記録されるところから来ています。

語源は、ポジティブ(Positive:肯定的)です。
これを省略してポジと呼んでいるのです。

リバーサルフィルムともいわれます。

フジクロームベルビアなど色々あります(ベルビア以外のフジクローム)。

カラーリバーサルフィルムの感光・現像・定着にも書きましたが、ネガフィルムが明暗や濃淡が実際とは、逆に記録されたの対し、ポジフィルムは、現像すると、実際の明暗や濃淡、色がそのまま記録されます。

フィルム上の画像が完成画像となります。
したがって、プリントをしなくても、被写体の明暗や濃淡、色を撮影した時の状態で見ることができます。

(3)モノクロフィルム

フジフイルム ネオパン400PRESTOなどのフィルムを指します。
フジのモノクロフィルム

正確には、黒白フィルムといいますが、一般的には、「白黒フィルム」、「モノクロフィルム」、「モノクロームフィルム」と呼ばれています。

ちなみに、英語では、Black and White。略してB&Wといいます。
どんな色の被写体も白と黒の濃淡で記録されます。

白黒のネガフィルムの場合、フィルム上には、被写体の色情報は省略された上で、明暗が逆に記録されます。つまり、被写体の明るいところは濃く、暗いところは、薄く記録されます。

プリントをすることで、撮影した時の被写体の明暗や濃淡を再現するのです。

モノクロフィルムは、画面が金属の銀で作られているため、画像の保存性がよいという特徴があります。

自家現像(自分で現像すること)もカラーフィルムに比べて容易に出来ます。
(カラーフィルムでは温度管理が難しいのです)

現像タンクやダークバックなどを使って現像します。
しかし、わたしは自家現像が苦手です。中学と大学では写真部にいましたが、とくに中学の時はフィルム現像でさんざん苦労しました。

とくに、フィルムを、パトローネから出し、現像タンクに入れる作業。

まず、ベロ
ベロが出ていればよいのですが、パトローネに全て巻き込んでしまうとベロを引っ張り出さなければなりません。

フィルムピッカ―の写真フィルムピッカー(左写真のフィルムのベロを引き出すための道具で、値段は1000円ちょっと。)で出すのですが、これがなかなか引っかからないとイライラしてきます。


でもこれは、見えるところで行なうからまだよいのです。

この先の作業は、ダークボックスという折りたためる暗箱のような袋の中で行ないます。
ダークボックスは、フィルムの感光を防ぐため、外の光を全く通さない構造なので、袋の中に手だけを入れ、手先の感覚だけで作業をします。

そのため、手を入れっぱなしにするので手首にゴムの跡がつき、しかも、その中は暑い。

また、手先の感覚だけでやるので、フィルムがリールに上手く巻き取れていなかったり、フィルム自体に指紋をつけてそこの画像を台無しにしたりしました。

またまた、ある友人は、現像の手順を間違えて、写っているはずなのに、何も写っていないネガを作ってしまいました。

という具合に、フィルム現像で嫌な思いをしたので、大学の時はほとんどカラーで現像とか面倒なことは現像所に任せていました。

(4)カラーフィルム

フジカラーSUPERIAなどのカラーフィルムはカラーで現像されます(カラーネガフィルムの現像過程)。

カラーネガフィルムは、実際の明暗や濃淡が逆のネガ像といわれる状態で記録されていますが、プリントによって撮影した時の被写体の明暗や濃淡、色を再現します。

一方、実際の明暗や濃淡、色がそのまま記録されるフジクロームプロビア100Fなどのカラーポジフィルムは、カラーリバーサルフィルムということの方が多いです。

また、カラーリバーサルフィルムの使い方の1つに、スライド映写があるので、カラースライドフィルムということもあります。

カラーリバーサルフィルムは、印刷原稿や色が鮮やかなプリントを作るのにも向いていますので、プロカメラマンはこのフィルムを撮影によく用います。

このほか、撮影条件や使用目的に応じたフィルム(赤外線用や医療用フィルムなど)がいろいろあります。

 カラー写真小史
カラー写真研究の歴史はとても古いのですが、写真家によってカラーの写真印画が作られたのは1890年以降です。

アマチュアの人が一般に販売されている製品でカラー写真を撮れるようになった最初は、フランスのルミエーという人が1907年に発明したオートクローム乾板で、つぎに、ドイツのアグファ・カラー乾板などができました。

現在のように、誰でもが手軽にカラー写真を撮れるようになったのは、昭和10(1935)年にコダクロームフィルム(ISO10)が発売されてからです。

日本でも国産のカラーフィルムが昭和15、16(1940、1941)年には発売されましたが、時を同じくして第2次大戦に入ってしまったので、一般に使用されるようになったのは、戦後になってからです。



つぎのページは、「外式フィルムと内式フィルム」です。








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