経済指標発表

フィルムの基礎知識〜フィルムの違いについて

ネガフィルムとリバーサルフィルムとの違い、アマチュア用カラーリバーサルフィルムとプロ用カラーリバーサルフィルムの違いについて書きました。


ネガフィルム・リバーサルフィルム

(1)ネガフィルム

白黒フィルムでもカラーフィルムでも、ネガフィルムは現像されると、実際の明暗や濃淡とは反対に記録されています(反転して記録された画像を陰画といいます)。

さらに、フジカラー SUPERIA Venus 400などのカラーフィルムでは色が補色となります。


しかし、ネガフィルムはプリントを前提としたフィルムであり、また、ネガフィルムからプリントの段階で再び反転して記録されるので、最後には実際の明暗や濃淡、色で見ることができます。


ネガフィルムは、露出の許容度、すなわち、ラチチュードが広く、露出の設定にそれほど神経質にならなくても構いません。さらに、プリントでも、ある程度の補正は可能ですので、露出の設定面では余裕があり、安全性が高いといえます。

(2)リバーサルフィルム

リバーサルフィルムは、ポジフィルムやスライドフィルムとも呼ばれています。

リバーサルフィルムは、現像されると、実際の明暗や濃淡、色がそのまま記録されます。
(実際の明暗や濃淡がそのまま記録された画像を陽画といいます)

リバーサルフィルムは、ネガフィルムと比較して、ラチチュードが狭いために、わずかな露出の違いでも、そのまま画像に表れてしまいます。

しかし、印刷原稿に適していますので、プロカメラマンは当たり前のようにリバーサルフィルムで撮影していることが多いです。

アマ用カラーリバーサルフィルムとプロ用カラーリバーサルフィルムの違い

カラーリバーサルフィルムには、パッケージやパトローネに、表示のないアマチュア用と、表示のあるプロ用に分けることができます。

カラーフィルムには、経時変化といわれる、月日がたつにつれて色のバランスが変化していくという性質があります。また、アマチュア用とプロ用のカラーリバーサルフィルムでは、その使用目的の違いもあり、これらの違いがアマチュア用とプロ用の違いとなります。

一般に、フジクローム センシア III 100などの、アマチュア用カラーリバーサルフィルムは、店頭に並べられることを考慮し、製造から数ヶ月後に理想の色のバランスになるようにつくられています。

また、明暗や濃淡が再現可能な範囲(ラチチュードのこと)が、広くとられており、スライド映写機での映写を考慮し、クリアーな画像ができるように作られています。

フジクローム ベルビアなど、プロ用カラーリバーサルフィルムは、製造当初から理想的なところに色のバランスがとられています。そのために、厳密な製品管理がなされており、印刷原稿として使えるように設計されている点で違いがあります。

しかし、アマチュア用とプロ用のフィルムで、実用上の大きな差はありません。

▼アマチュア用とプロ用では保管条件が異なります

色のバランスの変化やその使用目的の違いにより、アマチュア用とプロ用では、保管のための条件も異なってきます。

プロ用フィルムは、色のバランスが厳密に取られているので、フィルムを長期間保存するためには色のバランスの変化を抑えるように、冷蔵庫などで13℃以下で保存しなければなりません。

また、アマチュア用フィルムの保存は、常温(24℃以下)で大丈夫です。
フィルムの保管について、詳しく知りたい方は、「使用前のフィルムの保管について」を見てください。



つぎのページは、「カラーネガフィルムの感光・現像・定着」です。








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